立川談四楼ほど多才な人も珍しいだろう。落語家ではあるが作家、役者、書評などでいろいろな所で活躍している。その談四楼の初めての落語ライブCDです。
「紺屋高尾」は高尾太夫の錦絵を見て想いを募らせた紺屋の職人、久蔵が、働きに働いたお金でもって逢いに行った傾城三浦屋、その飾らない言葉と想いが高尾の気持ちを傾けさせたという噺。これは談四楼が二つ目の頃、談志にケイコしてもらったネタである。「浜野矩随」は名人を父に持つ浜野矩随はまるで仕事が出来ず彫り上げたものはひどいものばかり。それを母親のおかげで彫り物士として大成するという噺。
談四楼曰く、「紺屋高尾」も「浜野矩随」も、青年の誠実、一途さを描いていて、それでカップリングした。